リブランディングに伴うデジタル集客基盤の構築
地方住宅メーカーのリブランディングに伴い、新ブランドのデジタル接点をゼロから構築。ブランド差別化ワークショップの支援とSTP分析・マーケティング戦略の設計を経て、10ページ以上のサイト設計・コーディング指示書作成・SEO設計・運用体制整備まで一貫して推進した。
課題・背景
リブランディングに伴い、新ブランドの世界観を反映したWebサイトの構築が必要だった。加えて、クライアント社内のリソースが限られていたため、外部依存を最小化し、社内で継続運用可能な集客基盤の確立が求められた。
アプローチ・手法
① 市場把握
競合サイトの構造調査とSemrushを用いたSEO現状診断(オーガニック順位・バックリンク・キーワード分析)を実施し、市場における競争環境と自社の位置づけを把握した。
② 戦略策定
外部パートナー主導のブランド差別化ワークショップを支援した後、ブランド提案書のSTP分析・マーケティング洞察部分を設計。ターゲット顧客像の策定とブランドコンセプトの言語化を推進した。
③ 情報設計と制作ディレクション
サイトマップ設計から、SP・PC双方のワイヤーフレーム(各ページ複数回イテレーション)、デザイン設計稿、コーディング指示書(HTML構造・インタラクション仕様・フォームバリデーションルール含む)までを作成。外部デザイナー・コーダーとの連携においてWordPress実装の品質管理を担当した。
④ 判断ポイント:ブログに依存しないSEO設計
クライアントは従業員数が限られた地方住宅メーカーであり、社内にコンテンツ制作体制がなかった。一般的なSEO手法であるブログ運用を導入した場合、運用移行後にコンテンツ制作の負荷がクライアントに移り、更新が止まればSEO効果も失われるリスクがあった。
そこで、サイト構造そのものにSEO集客力を組み込む設計を選択した。注文住宅の検索ユーザーは「地域名×住宅種別」で検索する傾向がある。この検索意図に対応するページ構造(展示場・コンセプト・施工事例・予約など)を設計し、URL設計・ページ階層・内部リンク構造によりターゲットキーワードを構造的にカバーした。
この判断により、クライアントが一本のブログ記事も書くことなく、サイト公開後1年以内にターゲットキーワード5本がトップ10入りを達成した。
⑤ 運用移行と継続改善
管理画面マニュアルを作成し、クライアントの自走運用体制を整備。結案後も自主的にサイトパフォーマンスの追跡(GTmetrix診断・バックリンク監視・スパムリンク否認管理)を継続し、改善機会を提案している。
成果・結果
- ブログ運用なしで、1年以内にターゲットキーワード5本がトップ10入り
- サイトトラフィック リブランディング前比 約10倍
- サイト健全度スコア 85%以上を維持
- クライアント社内での自走運用に移行完了